主催 学校法人 慶應義塾
開催日時 2010年10月19日(火)15:00~17:45
開催会場 慶應義塾大学日吉キャンパス協生館 藤原洋記念ホール、及び独立館
展示会場 来往舎1階アトリウム
来場者数 延べ1,210人

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本シンポジウムは、KPRIが目指す「Face-to-Faceコミュニケーション産業」が、具体的にどのように私たちの社会を変えていくかというビジョンを共有し、その実現へ向けてのステップを内外に広く広報することを目的に開催されました。

お台場の日本科学未来館と日吉のメイン会場、そしてその先の等身大の高精細ディスプレイまで、KPRIで開発中のGI型プラスチック光ファイバーを直接繋ぎ、日本科学未来館の毛利衛氏にリアルタイムでご講演をいただきました。毛利氏と小池教授が握手をする場面は、両者が本当にその場で握手を交わしているような臨場感あふれる印象的なシーンとなり、この様子は日経新聞で大きく取り上げられました。

また、小池教授による30年来の光と高分子の基礎研究に基づくフォトニクスポリマー技術の高速プラスチック光ファイバー、高輝度光散乱導光ポリマー、ゼロ複屈折ポリマーによる高精細ディスプレイ等に関して基調講演が行われ、末松医学部長からは、KPRI技術の遠隔医療分野への応用に関して未来の医療のあり方を見据えた素晴らしいご講演をいただきました。500名収容の協生館藤原洋記念ホールは満席になり、独立館に第2会場を設けるに至り、展示会場を含め延べ1210名の方々にご来場いただき記念すべきシンポジウムとなりました。

展示

開催日時 2010年10月19日(火)12:00~19:30、20日(水)10:30~18:00、
21日(木)10:30~16:00
開催会場 慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎1階アトリウム
内容 ギガハウス・ギガタウンモデル展示、研究成果物展示
「ギガハウスの世界」として、KPRI委託研究企業と参画企業により、「Face-to-Faceコミュニケーション」体験ブースを設置、家のリビングが外と大画面で繋がった世界など、最新システム等についての紹介をしました。
「Road to "Giga Town"」コーナーにおいては、光を操るフォトニクスポリマーを確立してきた小池研究室のこれまでの研究成果と今後の課題について、時系列にパネルや模型などで表示し、研究成果物などを展示しました。シンポジウム参加者、学生、一般の訪問者等が立寄り、美しい映像や3Dに歓声を上げました。