Posted on 2011/112011/11/29

開催概要
第1回先端フォトニックポリマー国際会議
~フォトニクス・イノベーションによる3.11からの日本の復興~
1st International Conference on Advanced Photonic Polymers (ICAPP)

http://icapp2011.simon-dozac.net/

内閣府/日本学術振興会(JSPS) FIRSTプログラム及び,科学技術振興機構(JST)S-イノベーションによる共同提案

主  催:ICAPP2011実行委員会
Chair:小池 康博(FIRST中心研究者、慶應義塾大学 教授)
Co-Chair:宮田 清藏(JST S-イノベーションプログラムオフィサー、東京工業大学 特任教授)
Secretary General:戒能 俊邦(東北大学 名誉教授、電気通信大学 特任教授)

協  賛:高分子学会、日本化学会、応用物理学会、電子情報通信学会、日本光学会、光産業技術振興会
日  時:2011年12月1日(木)9:00~19:00 12月2日(金)9:00~17:20
会  場:パシフィコ横浜 会議センター3階  
参加費用:無料(事前登録が必要となります。)
参加登録方法:参加申込みページへ(受付終了) (参加希望多数の場合は先着順とさせていただきますので予めご了承下さい。)
問合せ先:ICAPP2011実行委員会 http://icapp2011.simon-dozac.net
E-mail: icapp2011@kpri.keio.ac.jp 

リーフレット:こちらからダウンロードできます。(PDF版)

3月11日の東日本大震災により日本は大きな被害を被りました。本会議は、この震災を経験して、フォトニクスポリマーによって日本復興にどのように貢献できるかという関係者の思いが一致し、開催する運びとなりました。日本は、世界に先駆けて光通信網の整備を推し進めて参りました。しかしながら、震災時は、家族や友人と連絡ができない状況が長時間続き、自然災害の怖さを思い知らされました。今まで推し進めてきた光通信網の整備を基盤に、情報インフラの早期回復の重要性、そして、個と個が双方向に結ばれるような情報網を築くことの必要性を痛感いたしました。
 本会議では、今回の震災を経験した私達が切に願う「個と個が双方向に結ばれる社会」を実現するためにフォトニクス・イノベーションをここで提案したいと考えております。 会議には、その趣旨をお伝えし賛同して頂いた世界を代表する約30名のフォトニクス分野の研究者の方々とともに、最先端技術を紹介しながら日本復興へとつながる具体策を模索いたします。また、2日目の午後に行われるスペシャルセッションでは、産官学各界のキープレーヤーとなる方々をお招きし、フォトニクスポリマーを中心とするインフラ構築のための異業種間連携について、また、その課題や各要素技術のシステム化など、産業創出へ向けた今後の研究開発のアプローチについて議論します。


*なお、ICAPP2011は、内閣府「最先端研究開発支援(FIRST)プログラム」の『世界最速プラスチック光ファイバーと高精細・大画面ディスプレイのためのフォトニクスポリマーが築くFace-to-Faceコミュニケーション産業の創出』と、科学技術振興機構(JST) 研究成果展開事業「戦略的イノベーション創出推進プログラム(S-イノベ)」の「フォトニクスポリマーによる先進情報通信技術の開発」の2つのプログラムが共同で提案しております。